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  えざきまさるがプロデュースするオルタナティブ・ロック・アイドルユニットhy4_4yh(ハイパーヨーヨ)。yukarin&Yumiko&Sadachiの3人がそれぞれの個性と存在感を漂わせ、歌に踊りに、まさにハイパーなパフォーマンスを繰り広げるライブステージを見せて人気上昇中だ。結成から4周年の今年、先頃7月4日に発売された8th maxi Single『444のキセキ』をひっさげて、休日に1日2ステージを繰り広げる大忙しのメンバーをつかまえて、話を聞いた。

 表題曲〈444のキセキ〉は、ビートの効いたロックテイストの曲。しかし、元気いっぱいに歌い上げる歌詞の内容は、意外にもシリアスだ。そこには、メンバーが駆け抜けてきた4年間の道のりの苦労や喜び、汗と涙の結晶が詰まっている本音のコトバが刻まれている。  「私は、練習してるときに2人の姿を見てたら泣きそうになっちゃいました。よく私たちの気持ちがここまで代弁されているなって、込み上げてきちゃって。歌詞に注目していただくと泣けてきます!」(Sadachi)

 「すごいリアルで、ステージで歌いながら、歌詞を歌うんだけど、ほんとに自分の気持ちを言ってるんですよ。ノリノリで見せてますけど、本当は『こうだったんだよー!』ってもっと熱唱したいんです(笑)。この曲はすでに私の中では、特別な位置にありますね」(yukarin)

 「ファンの皆さんの反応も、最初、歌詞が分らないときは、4周年だから『4,4,4』って繰り返してるなーって印象だったらしいんですけど、歌詞を読んだら大好きになったっていう方もいらっしゃって、嬉しいです」(Yumiko)  もちろん、楽曲と歌詞を作るのはhy4_4yhの生みの親である、プロデューサーのえざきまさるだ。もしかしたらこの曲は、この4年間の彼女たちの頑張りをずっと間近で見守ってきた彼からのプレゼントなのかもしれない。3人の成長ぶりを訊いてみると、「3人の成長ぶりはハンパないですね。吸収力がめちゃめちゃあるんですよ。まるでスポンジのボールみたい。演じる能力はすごい高いと思います」との嬉しい答え。目の前で珍しく(?)褒められた3人は、それを聞いて素直にはしゃぎだした。

 「わー、スポンジ〜、スポンジになりたーい☆」(yukarin)

 「全部吸えますもんね。ビャーッてやったら、あふれ出るもんね。でまた入ってくる!」(Yumiiko)

 「ハハハハハハハハ(笑)」(Sadachi)

 2曲目〈I LOVE LIVE〉で歌われるのは、“少年が勇者となって世界に愛を取り戻す”という、戦闘モノのアニメ主題歌にピッタリな、壮大な物語。

 「その世界に入り込んで、自分が強い少年になったつもりで、『これから救いに行くぜ!』っていう気持ちで歌ってますね。ジャジャン!ジャン!バン!みたいな(笑)」(yukarin)

「私は自分が少年になるんじゃなくて、目の前で戦ってる少年を後ろから見て、歌で説明してるっていう語り手な気持ちかな」(Yumiko)

 「私は頭の中に、アニメのオープニングで自分たちが出てるのを浮かべて歌ってます」(Sadachi)

 「自分たちが出てたら、それPVじゃん!」(yukarin&Yumiko)

 「あれ?? でも私はそうなの!(笑)」(Sadachi)  3曲目〈たからもの〉は、一転して、スローテンポな女の子たちの思い出ソング。友だちと過ごした学生時代を思い返す、甘酸っぱく切ないさまざまなシチュエーションの数々。「たからもの」がモノではなく、友だちと過ごした時間やその情景というのが素敵でいい。

 「ほんとだ、全部風景ですねー。キレイ!」(yukarin)

 「すごーい。でも、これは私にはちょっと経験できなかったっていうか、憧れの青春ですね」(Yumiko)

 「美しすぎる理想の学園生活(笑)? でも歌っててすごく絵が浮かんできます」(Sadachi)

 終始よく笑い元気で仲の良い3人組。そして、夏が大好きな彼女たちが、「スタッフの方々が私たちのことを理解してくれて、ステージで100%表現できる」と太鼓判を押すのがmorph-tokyoなのだ。真夏の夜、“GO GO SUMMIT vol.13 〜GIRL'S POPS編〜”にみんなで駆けつけよう!

official web site : http://www.thelabel.jp/hy4_4yh/


Interview&text : Eiji Kobayashi


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