morph-tokyo
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morph-tokyoもあっという間に3周年を迎えた。とにもかくにもオメデタイことだ。ライブハウスとは無縁と思われていた六本木という場所に、“ニューヒッピームーブメントを始めようぜ!”とのキャッチフレーズのもと、怪しい雑居ビルの地下にドカンと穴を掘って突如モーフは誕生した。以来、多くの若者が訪れ、歌い、踊り、騒いでは去っていった。その間に地上では、フリーターやニートが増加する一方で、勝ち組の城=六本木ヒルズがオープンし、バブルの再来を熱望する輩が闊歩する乱世の時代に突入。モ−フのすぐ北側、旧防衛庁の跡地にも、過剰に巨大なビルが目下大建設中である(耐震強度計算偽造物件でないことを祈る!)。そして3年も経てば世間では、童貞ボーイは立派な男に、無垢な女子高生はあばずれ女子大生に、新婚カップルは3年目の浮気を迎えてもいい時期である。何を隠そうモーフの店長も今や3代目だ。

 しかし、そもそも“morph”とは「変容する」という意味の造語であった。夜の六本木で客引きする兄ちゃんたちにも、「あ、例のライブハウスね」などと簡単に認められたくなどはないのだ。それよりも、「いつまで経ってもあそこは何をやってるのかわからない」と思われたい、そんなハコである。だから安定より“変化”を、硬直より“流動”を、メジャーより“インディー”をの精神に共鳴する有象無象の奴らがが集まってほしい。未来のミュージシャン? アーティスト? イヤ違うね。ならばロッカー、ダンサー、クラバー、お笑い、アキバ系? そういうんじゃないんだ、署名するより、命名されるより前に“変容して”逃げてしまえ! 名づけ得ぬ者であり続けること。そんなニューヒッピーたちの虎の穴、それがmorph-tokyoである。

 今夜もあの地下で誰かが音楽を奏でている。3年間を支えてくれえたナイトピープルと、来たるべきすべてのミュージックラバーへ、この30曲を贈る。

01:BRAZIL / ASIAN2
02:“生きる” / エフカ
03:月 / トイミサイル
04:ラブラブLOVE☆ME / 白井裕紀 de MoNiCA
05:STOP THE TAXI! / LINDAL OU
06:空は青いですか? / Lack Of Common sense
07:朝ごはんの歌 / びゅーちふるず
08:トラベラー / MinxZone
09:TASTE OF HONEY / Rehagodenny'le
10:MY LEGENDARY GIRL FLIGHT / helloworker
11:ラブがフルゲイン / ドクターポリエステルハカセ
12:Mr.Freedom / The Valencia
13:てつがく / ウラニーノ
14:君の夜、僕にだけくれないか / THE BABYS
15:Precious day / クロベルト

01:ポジティブ宣言 / 好色人種
02:シンプル / ワカバ
03:あいたい / 黒葛原りつ
04:ゆうなぎ / にしん
05:独り / ペーソス
06:遺書 / 今西太一
07:血まみれ恥まみれ / 山田晃士と泥沼楽団
08:Summer Rain / Nude air
09:雨ニモ負ケズ / South 2 Camp
10:紀勢線 / feel my way
11:みんなのウタ / sola
12:手紙 / shotaro
13:エラー / FUNGO
14:大花〜taiga〜 / changeling
15:遥か / Loovee


Interview&text : Eiji Kobayashi


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